この度、ヴァンラーレ八戸は志垣良監督が今シーズン限りで退任することが決定いたしましたので、お知らせいたします。
志垣 良
【生年月日】1980年5月9日(42歳)
【出身地】福岡県
【選手歴】
1996年~1998年 東福岡高校
1999年6月~2000年5月 ソリハル ボロウ(イギリス)
2000年8月~2001年5月 レーシング クラブ ウォーリック(イギリス)
【指導歴】
2001〜2003年 サウスポートFC(イギリス) 育成部コーチ
2003〜2005年 トランメア ロバーズ(イギリス) 育成部コーチ
2004~2005年 マンチェスター・ユナイテッドFC(イギリス) サッカースクールコーチ
2006年 名古屋グランパスエイト 通訳
2007年 名古屋グランパスエイト コーチ兼通訳
2008年 アビスパ福岡 テクニカルコーチ
2009年 大分トリニータ 育成部コーチ
2010年 ジェフユナイテッド千葉 強化部スタッフ
2011〜2012年 ジェフユナイテッド千葉 コーチ
2013年 ガイナーレ鳥取 コーチ
2014年 ジュビロ磐田 テクニカルスタッフ
2015〜2016年 ジュビロ磐田 ユースコーチ
2017年 シンガポール スポーツスクール U-14監督
2018年 シンガポール U-16代表監督
2019~2020年 ガイナーレ鳥取 ヘッドコーチ
2021年 京都サンガF.C. U-18監督
2022年 BGパトゥム・ユナイテッドFC(タイ) コーチ/ヴァンラーレ八戸監督
【資格】
日本サッカー協会公認S 級コーチライセンス(2018年取得)
【監督 志垣 良 コメント】
まず初めに、ヴァンラーレ八戸を応援して下さっているファン・サポーター、ボランティアの方々、そして、クラブを支えてくださるスポンサー、パートナー、クラブに関わる全ての皆様の温かいご支援、ご声援、誠にありがとうございます。
私は、チームを一つの船に例えて選手に話をしてまいりました。目標という目的地に向かい、全員で一丸となりオールを漕ぎながら前進していく。長い航海の途中では、前方で必死にオールを漕ぐ者、中央でそれを眺める者、後方で気分がすぐれずに休む者、もしくは知らず知らずのうちに錘になってしまう者と分かれてきます。また、荒波や気象条件といった外部からのプレッシャーもはねのけて前に進んでいかなければなりません。そんな中、我々の選手は、途中、後方座席で休もうとする者がいても、前方の人間が声をかけお互いをサポートしあい、誰一人として手を休めずに全員で必死にオールを漕ぎ続け、船を前進させてくれました。その素晴らしいチーム力が後半戦の船の加速度を上げ、結果を生み出してくれた大きな要因でした。負荷の高い練習や厳しい要求に文句も言わずに努力し、常に最高の雰囲気の中での練習環境を作り出してくれた選手達、またはそれをサポートしてくれたスタッフ陣を誇りに思います。彼らとの一期一会の出会い、そしてヴァンラーレの歴史に名を刻めたことが私の大きな財産、誇りとなりました。
約半年の期間を通して、伸びしろや手ごたえも感じていただけに非常に残念ではありますが、監督としての役割は終えチームを去ることになりました。今後はヴァンラーレの一サポーターとして、チームを見守っていきたいと思います。
ホームで作り出して頂いた素晴らしい雰囲気、そして、アウェイでも遠方まで駆けつけチームを後押ししていただき、我々の航海に鮮やかな虹をかけて見守ってくださったサポーターの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。チームは現在、リーグ戦10位以内(後半戦5位以内)を目標に闘っています。残り2試合となりましたが、最終戦で皆様と歓喜のグリーンウィンドで終えられるよう最後までチーム全緑でオールを漕ぎ続けたいと思います!Everything happens for a reason(起こりうる全ての事象に理由がある)。本当にありがとうございました。」
【代表取締役社長 下平 賢吾 コメント】
まず初めにコロナ禍に裏方としてチームを支えていただているボランティアスタッフの皆様、誠にありがとうございます。
ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウン自治体の皆様、そしてヴァンラーレ八戸に関わるすべての皆様の厚いご支援、ご声援に感謝申し上げます。
志垣監督には、シーズン途中という厳しい状況の中、監督を引き受けていただき、チームを前進させ、シーズン終盤には2度の3連勝をするなど、クラブにとって次に繋がる結果を残して頂きました。
来季に向けて、更なるクラブ強化の為に話し合いをした結果、今季限りで退任という形となりました。
志垣監督には、これまでのご尽力に感謝すると同時に残り2試合、応援して頂いている皆様に、これまで以上に全力で戦う姿を選手・スタッフ一丸となってお見せしたいと思っております。
シーズン途中での報告となりましたが、最後まで変わらぬ応援をよろしくお願い致します。
株式会社ヴァンラーレ八戸
代表取締役社長 下平賢吾