本日で今年最後のクラブの活動日となりました。
今季もコロナ禍での試合開催となり、来場者制限、応援規制、日程変更等々で皆様に多大なるご協力をいただき、またご迷惑をお掛けした1年でした。
2021シーズンのトップチームの戦いは、7勝8分け13敗で15チーム中13位という成績でシーズンを終了しました。ご支援ご声援を賜りました全ての皆様に対し、ご期待にお応えすることができず、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。前半戦・天皇杯・ホーム最終戦のような戦いができる一方で、リーグ後半戦での不安定な戦いは来シーズンへの課題です。もう既に始まっている選手補強・組織改革を全力で進めて参ります。
試合運営面では、コロナ禍にもかかわらず、ボランティアスタッフにご協力いただき、初めてのナイターゲーム開催で地域との繋がりの重要性を感じることができました。また多くの皆様のご協力によりJ2クラブライセンスの取得など、一歩前進できた年でもありました。
アカデミーですが、当クラブのU-8(小1)~U-18(高3)まで所属した、仙台大学4年生のFW武部洸佑選手の来シーズンのトップチーム加入が決定しております。また、普及(スクール生)・育成(アカデミー生)を含めて500名を超え、より一層「個性を尊重」し「才能を発掘」する、育成指導指針を推し進めて、青森県南地域のサッカー競技力向上・発展に尽力し、地域の皆様から愛される選手を育成したいと思います。
クラブ経営におきましては、株主・スポンサーの皆様の多大なご理解とコロナ過でもありながらご支援を頂戴し、広告料収入、ファンクラブ会員数、チケット収入、ユニフォーム販売数は、前年を上回ることが出来ました。結果として、今季は安定した経営を行うことが出来たと思っております。心より御礼申し上げます。今後も、クラブ経営の更なる安定化に注力し、クラブの成長を進めていきたいと思います。限りある資源の中で、我々が目の前の1試合1試合に全力を尽くすこと、そして皆様のこれまで同様、またそれ以上のご支援・ご声援をいただくことがJ2昇格する為に必要不可欠となります。引き続きヴァンラーレ八戸を宜しくお願い申し上げます。
皆様の声が、想いが、支えがチームの大きな力になっています。サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウン行政の皆様、地域住民の皆様、ヴァンラーレ八戸を応援していただいているすべての皆様に、この場をお借りして、書面ではございますが、心より感謝申し上げます。
クラブ理念
クラブ事業の発展を通じて地域社会に貢献します。
1.地域に愛されること
2.地域の役に立つこと
3.地域から必要とされること
「地域に必要とされ、役に立ち、愛されるクラブ」を遂行し、J2昇格へ積み重ねてまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
令和3年12月24日
株式会社ヴァンラーレ八戸
代表取締役社長 下平賢吾