2022年11月20日に行われました、2022明治安田生命J3リーグ第34節FC今治戦の試合結果、コメント、フォトギャラリーを掲載いたします。
試合結果
スターティングメンバー
GK 服部一輝
DF 下堂竜聖 赤松秀哉 小牧成亘 板倉洸
MF 宮尾孝一 國分将 野瀬龍世 相田勇樹
FW 島田拓海 萱沼優聖
選手交代
41分 小牧成亘 → 佐藤和樹
74分 國分将 → 丸岡悟
84分 島田拓海 → 廣瀬智行
84分 板倉洸 → 小林大智
84分 萱沼優聖 → 中村太一
コメント
監督 志垣 良
「まず初めに、ヴァンラーレ八戸を応援してくださる皆様に、今年一年間のお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。今日の試合を終えて、年間順位10位、後半戦だけで観れば5位という結果となりました。「画竜点睛」、みんなで最後、竜に素晴らしい眼を描けたかなと思います。試合のほうは予想していなかった形で来て、それでも今までの積み重ねの部分で選手がうまくピッチの中で対応してくれたので、外で観ていてもたくましく思いました。私自身、名古屋時代のフェルフォーセン監督の哲学を継承し、京都サンガの曺さんのサッカーに触れて、日本サッカーがどうやったら良くなるのか、世界に打って出るためにもっとインテンシティをJリーグ自体が高めていかなければいけないんじゃないかという想いでこのチームを作ってきましたが、本当にホーム最終戦でみんなの想いが一つになって、素晴らしいゲームをしてくれたかなと思います。私はチームを船に例えてやってきましたけれども、素晴らしい航海だったなと思います。選手全員が必死にオールを漕ぎ続けてくれたと思いますし、本当に素晴らしい選手に、そしてスタッフに出会えたことに、感謝しかありません。このような機会をくれたクラブに、そして一番は支えてくれた家族に感謝したいと思います。」
-ゴールシーンでは監督ご自身も駆け寄っておられましたが、どのような思いだったのでしょうか。
「選手は1年間苦しんだシーズンだったと思うので、最後、みんなで最高の笑顔で終わろうと話していて、走馬灯のように、本当に練習で頑張っていた、本当に負荷の高い練習を繰り返していたので、それでも弱音を吐かずにやってくれた選手の気持ちが見えたので、そういう想いが駆け巡って、感極まりました。」
-就任から半年ほどですが、どのようなシーズンだったでしょうか。
「なかなか就任当初は勝てない試合が続いて、7月8月は上位陣との戦いが多い中でもスタッフや選手とも話していましたが、ここで負けずにブレずにやろうと、しっかり自分たちのやるべきことをやっていたら後半戦のラストスパートは絶対にかかると。そんな中で本当に選手たちがチームを作り上げてくれたなという、感謝しかないです。」
宮尾 孝一
「最初の入りから良かったという感覚があります。前半はチャンスも結構ありましたし、そこで決めていればもう少し楽に試合を運べていたと思います。後半、押し込まれる時間が長くなり、失点してしまいました。ただ、最後に決めて劇的に終われたことは、このチームが苦しんで、もがいて積み上げてきたものがすべて出たと思います。自信を持って戦えた結果だと思います。いろいろデザインして準備してきましたが、今日は風が強いのもあり、「自分たちで状況を見ながら変えていこう」と話をしていました。僕がボールをセットした時点で入るなという感覚があったので、思い切って蹴りました。中に上がったとしても事故が起きるぐらいのボールをイメージして、風に乗って入っていく軌道は自分の中で見えたので、自信を持って決められました。 ファン・サポーターがいてこそのチームだと思いますし、皆さんは「好きだから応援する」と言ってくれますが、なかなかそういうパワーを出せるのはすごいなと思います。シーズン最初は苦しい時間を過ごしてきた中で、最後は笑って終われたことで、報われたと思います。今日は3,000人も来てもらい、本当に一緒に闘ってきたことがこの結果と入場者数にもつながっていますし、共に闘えてうれしく思います。感謝しかないです。1年間、本当にありがとうございました。」
丸岡 悟
「1-0の状況で出場し、同点に追いつかれた中で、僕自身試合にあまりうまく入れなくて、良いプレーもできずに足を引っ張っていたので、最後はなんとか決めてやろうという気持ちで戦っていました。あのゴールはチーム全員のゴールだと思っています。今シーズンはホーム戦も初めてのメンバー入りで初めての出場で、通算50試合出場、今シーズン初ゴール という奇遇というか、全てが重なってのゴールというのがあって、一番はチームのゴールなんですが、嬉しく思います。3年間お世話になりました。八戸で闘った3年間は、間違いなく人生の中でも思い出で、これからも忘れることがないと思います。来シーズンのことは決まっていませんが、今年の悔しさというのもぶつけて、もう一回這い上がろうと思いますので、引き続き応援して頂ければ嬉しいです。よろしくお願いします。」